ひとみひとみ
薬剤師、ライター。オランダ在住。(詳細はこちらのページで)
62歳の定年退職後も薬剤師の資格をいかして働くことは十分可能です。 現在転職市場では、経験豊富なシニア世代のニーズが高まっており、薬剤師の資格を持っているあゆさんの場合は特に需要があるでしょう。ただ、他の職種経験がないこと、身体のことを考えると、調剤薬局以外への就職は正直厳しいと思います。 また、腰痛のため「長時間の立ち仕事は避けたい」とお考えのようですが、調剤薬局でも立って仕事をする時間は長くなります。ただ、一カ所にとどまるのではなく、動き回るといった感じなので、腰への負担も少ないのでは。転職を機に、年齢とともに硬くなりがちな筋肉をほぐすストレッチを毎日の習慣にしてみてはいかがでしょう。 実は私は学生の頃、ドラッグストアでアルバイトをしていたんですが、あるとき製薬メーカーで営業として働き、定年退職した男性が薬剤師として入ってきました。 私も最初は「定年を過ぎて薬のこととか分かるのかな?」「体力的に大丈夫なのかな?」と心配になりましたが、その方は仕事中は色々なスタッフに質問したり調べたりしてひたすら商品の知識を増やし、休み時間は薬の勉強をしていました。とても元気な方で疲れている様子を見たことは一度もありませんでした。3ケ月くらいで「頼れる薬剤師さん」として店舗で活躍されてましたよ。定年過ぎて、こんなに一生懸命働けるなんてすごいなあと。私も退職後こうやって働けたらいいなって学生ながら思いましたよ。 話は戻りますが、シニアで未経験から調剤薬局へ転職するのであれば、大型病院の門前ではなく、クリニックの隣にある調剤薬局をおすすめします。大型病院の門前薬局は取り扱っている薬の領域が広く、いきなり未経験で挑戦するのは大変だからです。 一方で、クリニックの隣である薬局であれば専門領域が決まっているので取り扱う薬も限られてきます。個人的におすすめするのは、眼科と整形外科の門前薬局です。処方される薬の種類が少なく、調剤も難しくありません。 転職の前に勉強するのであれば、調剤の基本的なことをはじめ調剤報酬のルール、健康保険制度など処方箋を読み取るうえで必要な知識を勉強してみてはいかがでしょう。また、就職を希望する調剤薬局の専門領域を勉強しておくと強みになると思います。 そして、転職先では薬局内の人間関係を良好に保つことが非常に重要です。薬局内って、閉鎖された空間の中で、少人数の薬剤師・事務員と付き合わないといけないのでトラブルに巻き込まれると大変で。色んな人がいますが上手く立ち振る舞うことが大切です。 シニアとはいえ、薬剤師の資格をいかして現役で働ける世代といえます。新しい環境には不安がつきものですが、積極的に挑戦してみてくださいね。
[post_title] => 62歳で定年退職後、資格を活かしてもう少し働きたくなった。調剤未経験。 [post_excerpt] => [post_status] => publish [comment_status] => open [ping_status] => open [post_password] => [post_name] => teinengo-chouzaimikeiken-tensyoku [to_ping] => [pinged] => [post_modified] => 2020-06-25 12:16:05 [post_modified_gmt] => 2020-06-25 03:16:05 [post_content_filtered] => [post_parent] => 0 [guid] => http://dora3-jp.test-2968.com/?p=2662 [menu_order] => 0 [post_type] => post [post_mime_type] => [comment_count] => 0 [filter] => raw ) ) [post_count] => 7 [current_post] => -1 [in_the_loop] => [post] => WP_Post Object ( [ID] => 3410 [post_author] => 7 [post_date] => 2020-07-04 18:08:19 [post_date_gmt] => 2020-07-04 09:08:19 [post_content] =>
直美さん
58歳、女性
あと2年で定年を迎える、もういい年のおばあちゃん薬剤師です。こじんまりとした調剤薬局で働いています。やっと60歳かという気持ちよりも、ほんのあと2年で薬剤師として働けなくなってしまうことがとても残念で仕方ありません。率直に言うと、まだまだ働きたいのです。 もう何十年も昔の話にはなりますが、学生のころから憧れていた薬剤師になれたときは、それはもう嬉しくて何日も飛び跳ねて喜びました。働き始めてからも、日々新しい知識を吸収して患者さんの力になれることがとにかく楽しくて、毎日があっという間に過ぎていき、気がつけばもう58歳。まだまだ薬剤師として働きたりないし、働く体力も十分に残っています。 というわけで、今働いている職場に再雇用をしてもらえないか聞いたのですが、答えは残念ながらノー。周りを見ても60歳を超えて働いている薬剤師はいなかったのでなんとなく覚悟はしていましたが…。そんなこんなで今の職場を定年退職したら、60歳以上でも働ける職場に転職しようと考えています。 この年齢で転職だなんて、簡単じゃないことは分かっているつもりです。でも、私は薬剤師の仕事が大好きですしもっと人の役に立ちたいです。退職してもとくにやりたいことがないので、人生のやりがいという意味でも薬剤師を続けたいと思っています。 定年後も働き続けるために60歳で転職というのは、現実的に可能なことなのでしょうか?
ドラおじさん
薬剤師専門の大手人材紹介会社に勤務していたアドバイザーで、薬剤師転職のプロ。見た目はメタボだけど仕事はめちゃくちゃ頼りになるおじさん。(ドラおじさんの詳細はこちら
非常にやる気のある方だとお見受けしますが、それを前提にお伝えすると、65歳定年の企業、もしくは70歳ぐらいまで契約社員、嘱託社員で雇ってくれるというところがあるので、そちらのご紹介が出来ると思います。 ただ60代ってやっぱり積極的に採用している年代ではないんですよ、どの会社も。なので数打ちゃ当たるにはなってしまいますね。 65歳定年の会社というのは年々増えてはいて、定年の年齢もだんだん延長されています。60歳定年のところでも、実情は70ぐらいまで嘱託で雇っているという会社もあったりします。ただやはり、多いわけではないので、60になると直美さんのように転職しちゃう方が多いですね。 直美さんのような方って、その会社でもご活躍されているケースが多いので、転職活動をしながら退職交渉をしてみたら「いやいやあなただったら嘱託であと5年ぐらい雇うよ」みたいなことを言われた、というのがよくあるケースです。ただ直美さんのお勤め先はダメということなので、制度上、雇用できないってことなんでしょうね。これは仕方ないですね。 年収は嘱託なので、350後半から400前半、大体400前後に落ち着くケースが多いと思います。会社によっては、正社員として雇用いただけて500万とか600万とか、けっこう高めの年収を出してくれるところもあるにはあるんですけど、稀です。
ひかりひかり
都内のドラッグストアで働いていた薬剤師。現在は九州でのんびり暮らしています。現在は現場を離れ、ライターふくめいろいろな仕事にチャレンジ中。
定年後も薬剤師として働きたいという直美さんが、とてもキラキラと輝いて見えます。患者さんにも周りの薬剤師にも頼りにされている直美さんの姿が浮かぶようです。私も直美さんを見習って、日々の勉強を頑張らないと…! 今の職場で再雇用をしてもらえないのは残念ですね。せっかくなら慣れた職場で働き続けたいですよね。うーん、私なら「ここの職場で働きたいです!お願いします!」って粘っちゃうかもしれません。「会社だって私にいてほしいでしょ?」ってオーラを出すのも良いかもしれません(笑) とはいっても、一度断られているのなら再雇用は難しいのが現状でしょう。そうなると直美さんが考えているように「他の薬局への転職」が第一候補になります。年金を貰えるのが原則65歳以上になったこともあって、ちょっと前よりも「60歳以上でもOKです!」って薬局が増えたような気がしますね。中には「65歳以上でも!」なんて求人もありますよ。 私はこれまで定年後も働くなんてちっとも考えていなかったので「65歳以上でも働くなんてすごいなぁ」なんて実は思っていたんですが、よく考えたら「そうでもしないと生活費がたりないかも」と今から焦っています。貯金をしとかないとな…(汗) 60歳で転職というのは、勇気もいるし大変なこともあるかもしれないですけど、可能か不可能かって聞かれたら可能です!!私の知り合いには企業で定年まで勤めて、退職後にドラッグストアに転職した方がいますよ。調剤経験がなかったのでOTC専門で働いていました。その方もやっぱり「まだ働きたい」って気持ちが大きかったみたいです。 直美さんの場合は調剤経験も豊富にあるようなので、あとは60歳以上可の求人が見つかりさえすれば意外とすんなり転職できるのではないでしょうか? ただ、どうしても60歳以上だと年収が今までより低くなりがちなのと、新しい職場に慣れるまでは大変だってことは覚悟しておいたがいいと思います。棚の位置が違うだけで、かなり変わりますからね…。ちなみに私は店舗が変わるたびに薬の場所が分からず泣きそうになっています(泣) ところで、日本で一番高齢な薬剤師が何歳かご存知ですか??なんと!95歳!!(2019年時点)日本どころか世界最高齢の現役薬剤師とのことで、驚くことにギネス登録もされたみたいです。 95歳になっても現役で薬剤師をやっているって、すごいの一言に尽きます。95歳という数字を見ると、60歳で薬剤師をやっていても不思議ではない気もしてきませんか? 直美さんがこれからも薬剤師の人生を楽しめるように応援しております!
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ドラおじさん
薬剤師専門の大手人材紹介会社に勤務していたアドバイザーで、薬剤師転職のプロ。見た目はメタボだけど仕事はめちゃくちゃ頼りになる おじさん。(ドラおじさんの詳細はこちら

高齢なので全年代で最もキャリアの選択肢が少ないですが、とはいえみなさん、ご自分のことが大事なので、やりたいことやご要望はしっかりと主張されます。アドバイザーとしては、事実をお伝えしながら諦めてもらう仕事が多くなってしまいます……。

やりたいことがある方は、ご希望をお伺いして一緒に頑張りましょうというスタンスでまずは支援します。在宅をやってみたい、麻薬をやってみたい、など様々です。

問題は、年齢にそぐわない無理な条件を希望されているケースで、ご理解をいただくのに時間がかかります。体調に不安があり、今よりも働けないけど、それでも年収650万を維持したい、など。役職定年の話も多く、役職定年で年収が大幅に下がるのが納得できない、転職で年収維持できないか?というご相談も多いです。

ご提案のしかたとしては、最後のキャリア、やりたいことをやることと、年収維持、どっちのほうが重要ですか?最後をどう飾りますか?というお伺いのしかたをよくします。そうすると多くの方が、やりたいことをやる方を選ばれます。「もっと世の中の役に立ちたい」と仰る方も多いです。であれば、年収350万円くらいでそういったことができる環境にしませんか?というご提案をよく差し上げています。

なお実は、年収240万円前後で、経験豊富なご高齢の方を雇用したいという企業のニーズは意外と多いんです。5年契約、年240万円の顧問、など。雇用するのは、年配の方から若手にスキルを学ばせたい職場で、ターゲットは、大企業で部長をやっていた方などです。こういった方は若手育成も好きだったりするので、自分がやってきたことが社会に還元できるなら是非、ということで決まっていくことが多いですね。

このように丁寧にご説明をしながら、やりがいを持って働き続けられる職場探しのサポートをいたしますので、ご希望の方はぜひ弊社LINEまでご連絡いただければと思います。

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